波乱の幕開けから歴史的快挙へ!第152回ケンタッキーダービー、ゴールデンテンポが劇的勝利で女性調教師初制覇
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2026.05.03
競馬界の祭典、第152回ケンタッキーダービーは、スタート前の大きなアクシデントから始まり、最後は歴史的な偉業達成という、ドラマチックな結末を迎えました。
目次
- スタート直前の悲劇:グレートホワイトの競走除外
- 白熱のレース展開:18頭による頂上決戦
- 歴史的瞬間:シェリー・デヴォー調教師が女性初のダービー制覇
スタート直前の悲劇:グレートホワイトの競走除外
レースは発走前から波乱の展開を見せました。各馬がスターティングゲートに収まる中、グレートホワイトがゲート前で突如立ち上がり、そのまま後方に転倒。幸いにも、騎乗していた34歳のフランス人ジョッキー、アレックス・アシャード騎手は下敷きになることを免れ、自力で歩いて無事を確認されましたが、馬体検査の結果、グレートホワイトは競走除外(レイトスクラッチ)となりました。
アシャード騎手の両親はフランスで障害馬術に関わっており、自身は平地競走の騎手として成功を収め、今回が夢にまで見たケンタッキーダービー初騎乗となるはずでした。大観衆と未経験の距離という特異な環境が馬に与えるプレッシャーの大きさを、改めて痛感させられる出来事となりました。
白熱のレース展開:18頭による頂上決戦
グレートホワイトの除外により、レースは18頭立てで争われることになりました。
ゲートが開くと、同率1番人気の1頭であるレネゲイドが内で揉まれる不利なスタート。一方、前評判通りシックススピードがハナを奪い、前半半マイルを46.44秒というペースで逃げる展開を作ります。そのすぐ後ろの2、3番手にはソーハッピーと日本馬デノンバーボンがつけ、虎視眈々と前を狙います。
第4コーナーを回り、直線入り口でシックススピードとデノンバーボンが激しい先頭争いを繰り広げる中、後方からはファーザーアドゥー、コマンドメントが一気に進出を開始。さらに大穴のオエリも大外から強襲し、勝負の行方は全く分からない大混戦となりました。
歴史的瞬間:シェリー・デヴォー調教師が女性初のダービー制覇
残り1ハロン、先頭に立ったデノンバーボンに各馬が襲い掛かる中、桁違いの末脚で馬群を切り裂いてきたのがゴールデンテンポでした。
大外から豪快に追い込んだゴールデンテンポは、猛追するレネゲイドを振り切り、2分02秒27のタイムで見事第152代ケンタッキーダービー馬の栄冠に輝きました。
この勝利は単なるG1制覇にとどまりません。ゴールデンテンポを管理する44歳の**シェリー・デヴォー調教師は、ケンタッキーダービーの長い歴史において、見事優勝を果たした「初の女性調教師」**という歴史的快挙を成し遂げました。(アメリカ三冠レースにおける女性調教師の勝利としては、3年前のベルモントステークスを制したジェン・アントヌッチ調教師に次ぐ史上2人目の快挙となります)。
落馬のアクシデントで肝を冷やした幕開けから一転、最後は競馬史に残る感動的な結末を見せた今年のケンタッキーダービー。ゴールデンテンポとデヴォー調教師の今後の活躍から目が離せません。
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